地域共創のプラットフォーム
地域をより良くするためには、未来のあるべき姿を想像し、本当の課題は何かを明確にする必要があります。そして、地域の資源や魅力を掘り起こし、共有する中で、アイデアを出し合い、しくみにして、実行することが大切です。「ローカルラボ多摩(略称LOLAローラ)」は、地域の課題を自ら解決するという当事者同士の連携を深めることで、自治体の政策、企業のビジネス、NPOや市民の活動にも反映できるしくみを構築し、提案することを目指しています。
市民、自治体、企業、NPO、大学などが連携することで、可能になる解決策はたくさんあるはずです。人口、住宅、仕事、福祉、教育、芸術、文化、工業、農業、林業、商業、観光、環境、交通など分野ごとの課題を掘り下げ、時には分野を横断しながら、解決の道筋を探っていきます。
多摩エリアには、30市町村、約420万人が暮らしています。東京都の西側に位置し、郊外の住宅地でありながら、自然が豊かで、古い歴史と、独特の文化が根付き、多彩な産業があり、教育施設や研究機関が充実しています。この地域でできることは、まだまだたくさんあるはずです。様々な立場の人が集まり、対話を重ねて、現場に通い、それぞれにできることを考えます。そこから新しい活動や事業が立ち上がり、多摩の未来が豊かになっていくことを推進していきます。
団体概要
ビジョン
多摩エリアを楽しく豊かなまちにする
ミッション
地域の課題や資源を共有して、新しい価値を創造する
バリュー
1.リサーチ/調査研究
地域の課題や魅力を分析して研究する
2.ネットワーク/連携促進
地域を豊かにしたい多様な人をつなげる
3.プロジェクト/課題解決
地域の課題を解決するしくみをつくる
名称
一般社団法人 ローカルラボ多摩(略称LOLA ローラ)
設立
2019年2月22日
定款
プライバシーポリシー
活動内容
ローカルラボ多摩では、地域の課題や資源を共有して、新しい価値を創造するための調査研究、連携促進のための活動を定期的におこなっています。
①テーマセッション
地域の課題について、研究や実践している当事者が集まって、その領域に詳しいゲストを囲んで、それぞれの立場をこえて、対話する場です。課題を整理して、解決のアイデアを出し合い、多摩の未来を考える少人数の会です。
②まちジャム
まちのフィールドワーク+ディスカッション。まちを歩くことで、そこから見えてくることはたくさんあります。現場から見えてきたこと、まちの歴史や背景を共有し、次のアクションにつなげるまち歩きと話し合いの場です。
③俯瞰するツアー
多摩を巡るバスツアー。エリア全体を俯瞰することで様々な発見があります。市町村の行政単位では見えにくいつながりや、共通の課題や魅力を探り、様々な立場の参加者の智見を共有し、新たな視点を獲得するツアーです。
こんな人が参加しています。
- 地域の課題に取り組む前向きな行政職員
- 地域を良くするビジネスを模索する経営者、会社員
- 地域に貢献する研究を推進する大学などの研究者
- 地域住民をサポートするNPOや活動団体のメンバー
キャタリスト
キャタリスト = 触媒、促進役。刺激をあたえる人
鈴木幹雄 株式会社きのみき代表
1961年生まれ。東京大学卒業。1985年、国鉄に入社。2010年より2014年までJR中央ラインモールの社長を務める。2017年JR東日本退職。現在は,国立市のシェアハウス「コトナハウス」のオーナーや東京農業をPRする東京農村ビルのシェアキッチンを運営する社団法人MURAの理事などを務める。社団法人ローカルラボ多摩代表理事
萩原修 明星大学デザイン学部教授
1961年生まれ。国分寺市育ち。武蔵野美術大学卒業。大日本印刷、リビングデザインセンターOZONEを経て、2004年に独立。日用品、店、住宅、展覧会、書籍、雑誌、ウェブサイトなどの企画・プロデュースを手がける。つくし文具店店主。株式会社シュウヘンカ共同代表。中央線デザインネットワークを主宰。明星大学デザイン学部教授。著書に「9坪の家」「デザインスタンス」など。社団法人ローカルラボ多摩監事
長島剛 多摩大学経営情報学部教授
1964年生まれ。法政大学大学院卒業。多摩中央信用金庫(現多摩信用金庫)入庫。価値創造事業部部長、地域連携支援部長、融資部部長を歴任。2019年より多摩大学経営情報学部教授。信用金庫時代の地域連携企画はもちろん、多摩CBネットワーク世話人など、多摩エリアの活性化企画を企てる。Oyazipan主宰。FBグループ「そうだ多摩エリアにいこう」管理人。行政や大学の委員多数。